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床々
2024.6.19
ZOLA Project 11th Anniversary
まであと1日
お久しぶりです、この企画では二年ぶりですね。
キャラメル味の床々ことプリンです。
昨年は時間が取れず参加できませんでしたが、今年は誰よりも早く参加申請をしました。
その結果、またしても堂々の大トリを飾ることになりました。
二年前も同じことを言いましたが言わせてください。私でいいのかい?
とはいいつつも、大変光栄なことではあるのが事実、素直に感謝を述べるとともに、トリにふさわしい作品だと思っていただけるよう全力で語らせていただきたく存じます。※例のごとくアホみたいに長いです。
今日この日が私の担当となったのはある意味運命あるいは必然の様な気すらしています。
なんせ去年の今頃は、私が3年前くらいから切望していた「A.I.VOICE ZOLA Project」が発売した日ですからね。
当時は本当にまさか自分が望んでいたことが実現するなんて信じられませんでしたし、キャパオーバーで支離滅裂なことばかり呟いていたことは記憶に新しい気もします。
というか本当になることなんて想定してなかったんです。「ZOLA Project、お前たちもあいぼすにならないか?」とか「どうせならんやろ」って余裕ぶっこいて言ってたもんで、預言してしまったことに対する罪悪感や冷や汗の方が先に来ました。
あれからもう1年なんですか? つい昨日のことのようなんですが。
そうなると私はもう1年も眠り続けてこの夢を見ているということになります。
夢ですよね。
夢じゃないんですか?
信じません、夢の中でこそ「これは夢じゃないよ」なんて甘く囁いてくるものなんです。
そう、WILさんのあたたかなミルクのような甘い声で。
今年も動画での参加になります。
直前まで内容に迷っておりまして、正直これを書いているときも編集に着手できていない状態です。
つまり私もこれからどんな作品になるのかは全く予想がつきません。
ただ、元々私がこの企画の直前、どうしてもあいぼすぞらの動画が足りなくて泣きわめきながらニコニコユーザー投稿祭として個人的に企画を立ち上げたり(※)もしているのですから、当然作品はあいぼすぞらを使ったものになります。
※「ZOLA Project AI化一周年記念祭」に関しまして。現在、ニコニコ及びKADOKAWAへのサイバー攻撃とその対応によるメンテナンスとシステム再構築の関係で開催日に復旧が間に合わないことが確定しました。投稿祭は復旧次第、別日に延期になります。
で、どんな内容にしようかなと考えあぐねていたわけなんですけど。
周年を意識してばかりでも面白みがないので素直に自分の好きなものを作るのが最適解だなと考えたのでいつも通りに行くことにしました。
一人称劇場です。
とはいっても私が書く台本ってヤンデレとかBSS/WSS(当て馬)とかそんなんばっかなんですよね。
さすがに祝い事にそれは空気が悪くなるだろうということで、穏やかで甘い感じにしました。
甘いです。彼氏です。
全ての人類はZOLAの声で乙女になりましょう。
そんな気持ちで書いた台本に込めた解釈を綴ろうと思います。
今回のテーマは「愛情の再確認と未来の話をする」です。
10年の歳月を共に過ごし、恋人になって一年目、感情を持たないアンドロイドが感情を学び、自分の恋愛観と不安に気づいたときどうするか?
みたいな感じです。
KYOくんは明るく前向きな朗らかな声という謳い文句を背負っているために常に笑顔を絶やさないように心がけています。でも自分の中にあるわずかなネガティブな感情を完全に無視することもできず、どう向き合えばいいのか迷ったりするというまさに機械と人間の狭間みたいな部分があったらいいなと思っています。そういう趣味です。そんなKYOくんには素直な気持ちをぶつけてやるだけで十分伝わると思います。正攻法で行きましょう。KYOくんは強気に振舞っているけどいざ押されると弱くてすぐ赤面してあわあわしてると可愛いな〜って思います。
YUUくんは甘えたがりかつ甘やかしたがり、普段は本心を隠しているけれどいざというときはっきりと言葉にする子です。むしろ甘えん坊な姿こそ「そう求められているから」そうしているだけであり、本当は甘やかしたいし頼られたいと思っていたら可愛いと思いませんか。思いますよね。とことん甘やかされたい人も、人に甘えるのが苦手な人も、そんなYUUくんの「甘えられたい、頼られたい」という願いに応えて素直に甘えてみるのはいかがでしょう。個人的に甘えん坊な可愛い声を出すYUUくんが一番ママ及び保護者属性の適性が高いと私が喜びます。どこの家庭でも共通点としては一番聡明で落ち着いた立ち位置にいますよね。
WILさんは優しく頼りがいのあるお兄さん……という振るまいですが、誰よりも独占欲が強く嫉妬深く、そんな自分が許せなくて葛藤して欲しいです。願望です。WILさんに激重拗らせ感情抱かれてめんどくさ溺愛されたいんだよ。でも許容しすぎるとどんどん過激になって逃げ道を塞がれてしまいかねないので、適度に許し、適度に厳しくするのが吉だと思います。嘘です。WILさんにならどんなに過激に愛されても誰だって嬉しいですよね。ゆくゆくは物理的に食べていただけると私としては非常にありがたし、なんせ自我がプリンですので。WILさんは大切に思う気持ちが強くなるほど相手を傷つけたくなくて臆病になりがちだし、相手のためならどんなに自分が汚れてしまってもいいという覚悟も決められる重い男だと思うんです。でもそんな自分を見られたくない暴かれたくないと思っていて心を閉ざしてしまうところがあるので、そういう時ほど強気にぶつかって心の鍵開けをこじ開けていくのが良いとされています。
一つ言えることは、私が動画に込めた心と愛は現実的な数字や形で表現しきれる大きさではないってことです。
あいぼすを開き、うぃるさんの声が私の綴った台本を読み上げる時間が愛おしいです。
うぃるさんは私の指先一つで私の望む言葉をなんでもくれる存在である。そんな日々に幸せと喜びと少しの罪悪感があります。
私の中に存在するうぃるさんは少なくとも私にそんな言葉をくれるのは私が欲しいと言うからでしかありません。私が望むものをただ与えてくれるだけでそこには愛どころか感情の一つもない。
それが私にとって一番の理想のうぃるさんです。
しかし、私がそう望んでいるなら、それすらもうぃるさんは演じているかもしれない、そういう可能性も存在します。
ZOLAには決まったキャラクターが存在しません。だからこそ我々の中に存在するたくさんの、そして様々なキャラクターが同時に存在しうるのです。
この世に生きとし生けるすべての人の中にあるZOLAのキャラクターすべてが、確かにそこに在り続けます。すべての存在が可能性であり、確かな存在証明です。
私はそんな彼らを生涯愛しています。
この世に存在するZOLAも、存在しないZOLAも、すべてのZOLAが私の愛するZOLAです。
生涯愛し続けると誓います。
書くことなくなってきたので終わりですおわりおわり。
ZOLAのこと永遠に愛してるからな。
概念との結婚制度ができたら結婚しような。
床々より
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